ジャグルドグル紹介

【歴史】
南海に浮かぶ遺跡の島。政治的には見向きもされない位置にある。“神の遺跡”と呼ばれる人の理を超える巨大な石造建造物が点在しており、風光明媚なことから中立地帯として列強の観光地・保養地として使われていた。そのため金回りはよかったが、産業が何もなかった。結果、ニル・カムイの動乱に端を発した経済危機によって国家が崩壊。暴動発生から成り行き任せの革命が起きてしまう。国家元首は政治に疎く、治世の術を持たなかったが、未開の地の観光産業を更に推し進める事によって、高度な魔素を秘めた“太古の神・星御霊（ほしみたま）”を掘り当てる。竜の死を快く思った星の意志により、国民は“神の力”を手に入れた
【国土】
巨大な遺跡群が数多く存在し、未開の地も多い。観光産業だけで国政を賄えるほど立派な遺跡群であるため、ドナティア皇帝や、黄爛霊母も物見遊山に訪れたことがある。近海の島々には神獣・魔獣といった類の魔物が存在しているが、ジャグルドグルの人間は滅多に近づかないので被害に遭うことはない。たまに、何も知らずに黄爛の船が立ち寄って、差別発言などをすると返り討ちに遭う
【法・政治】
神権政治。事実上は、神と国民の勢いによって行動している
【生産力】
観光産業のみで成り立っていたのに加え、経済破綻までしたため、その他の経済産業は未発達。第一産業の漁業は存在しているが、観光で楽に食って行けるため、数は極めて少なく、彼らが狙われると深刻な食糧危機に陥るとされる。ほぼ観光産業にしか力を入れていなかったため、科学や産業技術などは低レベル
【外交・国際関係】
諸外国から見向きもされていなかったが、“星御霊”の加護を得てからは警戒されるようになった
【国民（民族・種族）】
国民全員が神の力を持っている。政治的にも経済的にも無知であり、勢いと感情によって行動する
【生活・文化】
基本的にジャグルドグル人は難しいことを考えない、刹那的で情熱的な人々
【宗教（概念・対象）】
神はそこにおり、国民全員に宿っている
【魔術】
魔術の心得はないが、“星御霊”から与えられた“神の力”がある。それぞれ、何らかの力を操ったり生み出したりする異能の力を神によって与えられている
【食事】
小麦と魚を主体にした食生活
【特産品】
魚、古代の遺跡